植え込みに次々立ちション…炎上から3年「東京マラソン」の"トイレ"問題の今 対策は? 「40分並んだ」の声もあったが…
世界的大会に育った東京マラソンだが、都市の大規模大会ならではのある難しさも抱えてきた。トイレの待ち時間の長さと、それに絡む参加者のマナー問題だ。
「東京マラソンのトイレのことなら、話したいことがたくさんあります」
2025年大会に出た、都内の会社員・谷口隆さん(仮名)はこう話し始めた。過去10年間、抽選に落ち続け、2025年大会が晴れての出場だった。
手荷物は前日に預け準備万全だったが…
朝、都内の自宅を出て、地下鉄で新宿駅へ。新宿駅構内のトイレは、既に行列だったという。スタートは午前9時10分。谷口さんは、その1時間以上前にスタート地点の東京都庁に着いた。
「混雑するので、手荷物を預ける時間をロスしたくない」と、大会前日にフィニッシュ地点に近いランニングステーションに、荷物を預け、準備は万全のはずだった。
ところが、仮設トイレに行って驚いた。前に数十人の行列ができ、トイレははるか先だった。スタートに間に合うか、気が気ではなかったという。
「スマホを見て時間を潰そうとしても落ち着かないんです。だから並んでいる間に、一人あたりのトイレにかかる時間を測ったりしていました。あと何人だからギリギリ間に合うかなと」
40分ほど待って用を足すことはできた。幸い、スタートには間に合ったが、とても焦ったそうだ。
トイレ待ちで不安を感じたのは谷口さんだけではない。インターネット上には「行列に並ぶことすらスタッフが制止していた」「トイレ行列がひどかった」というランナーのコメントが散見される。ただ、エリアによっては比較的空いているトイレもあったようだ。
谷口さんは言う。
「走ってみると、ボランティアが多く、救護や給水といったサポート体制は万全でした。あとはトイレだけです。トイレ問題さえ解決すれば、東京マラソンは最高の大会になると思います」
こうした大規模マラソン大会のトイレ行列問題は、東京マラソンに限らない。首都圏や大都市圏の大会では、駅のトイレにも行列ができるのを見かける。筆者は2025年12月に、神奈川で開かれた湘南国際マラソンに出たが、女性専用トイレが長蛇の列であきらめた。




















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