食券を買ったら、奥の「食券渡し口」でスタッフに渡す。
ここで筆者が頼むのは極シンプルにかけうどん(240円)だ。このシンプルかつ洗練された一杯に、気分に応じてトッピングやサイドメニューを組み合わせて頼むのが好きだ。そしてトッピングには「おぼろ具」80円をチョイスするのがおいしく食べるポイントである(後述する)。満足感も欲しいので「とり天具」140円を追加。あとは、うどんの出汁を味わいながら一緒に米も食べたい。サイドメニューの「いなり」60円も頼んだ。少々欲張りすぎたかもしれないが、これだけ頼んでも520円なのだ。
スタッフさんに食券を渡して時間を計ろうとしていると、1分もたたないうちに目の前の丼に麺が入り、出汁が注がれた。「ネギと天かすは?」と聞かれるので、希望を伝える。
かけうどん、あっという間だ。天ぷらは少し後で、席まで持ってきてくれた。
「券売機を導入してからは、ひとり分の食券を受け取ってから30秒で提供することを目標にして取り組んでいるんです」と営業統括部長の野村一美さん。
社長からは「まだまだ」と改善点を指摘されるという。「社長が見るといろんな改善点が見つかるんですよ〜」と苦笑する野村さん。それでも店を訪れた社長から、「20人のお客さんに5分でうどんを提供できて、褒められたこともあるんですよ」と笑顔を見せる。
早く提供できる秘密
早く提供できる理由はどこにあるのか。その秘密は「2度茹で」にある。
大きい釜で16分茹でて、滑りを取って粗熱を取り、冷ましておく。
注文が入ったら、一人前ずつテボ(網ざる)に入れて2分茹でる。もう一度茹でることで、ふっくらおいしい麺になるという。混雑時には次々とテボに麺をかけ、常に次の一杯が準備できている状態を作る。




















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