「悪い人じゃないけど」「もう次はない」――見た目、年収、性格…条件はいいのに、なぜか婚活現場で"交際がうまくいかない男性"の共通項

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お見合いのときは、こんな様子だったという。

「ここのホテルのラウンジのコーヒーは、1500円か。高いですねぇ。やっぱり一流ホテルという場所代なのかな。うわっ、ケーキセットが3000円もする」

また、初デートでカジュアルなイタリアンのお店に行ったときのこと。簡単なランチコースがあり、メインをパスタか肉料理かで選べることが記されていたメニューを見て、たかひろが言った。

「値段が同じ2200円なら、肉を選んだほうが得ですよね。パスタは原材料のコストを抑えやすいし、アサリやエビなどの魚介を使っていたとしても、一般的に肉のほうが食材の比重が高くなることが多いですから」

さらにランチをしながらの会話で、「会社でのお昼はどうしているか」という話題になったときに、たかひろは言った。

「会社の近くにスーパーがあるので、そこにおにぎりを買いに行きます。コンビニで買うよりも20円から30円は安いので。お昼時キッチンカーも来るんですが、そこで弁当を買うと、1000円近くかかる。僕はおいしさよりも、安くてお腹いっぱいになることが大事なんです(笑)」

よしみは言った。

「お見合いのお茶代や初デートのランチ代は出してくださいました。お金に厳しい方なのかなと思って、ランチのときには『私のぶんはお支払いします』と言ったら、『いえいえ、僕にごちそうさせてください』と払ってくださいました。でも、なんだがごちそうになることに、居心地の悪さを覚えました」

そして、デートの別れ際にたかひろが言った。

「次は焼肉を食べに行きましょうか。高い高級店には連れて行けませんが、安くてうまい店をネット検索して探しますよ」

その言葉を聞いてからの帰り道、よしみは「もう次はないな。今日ランチをごちそうになったお礼のメールを入れて、交際終了を出そう」と思ったという。

会社の面接を受けているよう

会員のやすお(37歳、仮名)は、年収780万円の上場会社勤務。彼もまた条件だけ見れば、婚活市場では人気のある層だ。

性格も、真面目で礼儀正しい。お見合いの前にはプロフィールを読み込んで、事前準備も欠かさない。なのに、なぜか女性からお断りがくる。

あるとき、えみり(37歳、仮名)が彼とお見合いをしたのだが、えみりも“交際辞退”。そのお断りの理由を聞いて、なぜやすおの婚活が前に進まないのか、その理由が見えてきた。

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