「悪い人じゃないけど」「もう次はない」――見た目、年収、性格…条件はいいのに、なぜか婚活現場で"交際がうまくいかない男性"の共通項

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「初回のデートのとき、彼の服装は首元がヨレたトレーナーに、裾の擦り切れたジーンズでした。そのくたびれたトレーナーには、実家で飼っている猫の毛がたくさんついていました」

よしたかは理系大学を卒業後、中堅メーカーに勤務していて、年収は700万円ほど。特別ハンサムではないが目鼻立ちは整い、身長は170センチある。条件だけ見れば、お見合い市場では苦労なく結婚していくタイプだ。

そしてこの日、普段は一人暮らしなのだが、デートの前に実家に立ち寄ってきたという。

入った喫茶店でお茶をしながら、「実家の猫がもう15年生きているんです。僕は一人っ子なので、自分にとっては妹のような存在なんですよ」と、うれしそうに語っていたという。

「動物好きに悪い人はいないでしょうし、猫ちゃんのことを語る彼の顔はとても優しそうでした。ただ、デートに猫の毛だらけのボロボロのトレーナーで現れるのは、どうかなと思って。紺色のトレーナーだったので、猫の毛がとても目立ちました」

さらに、普段のファッションについては、こんなことを言った。

「服に興味がないので、量販店で買うことが多いです。そのほうが、断然安いですから」

さえもファッションの流行を追ったり、服や化粧品に散財したりするタイプではない。だが、ここで問われたのは値段ではなく、彼の意識だ。

デートでありながら、猫の毛だらけのヨレヨレのトレーナーと擦り切れたジーンズで現れても平気な感覚に、この先の関係を深めていくイメージが持てなかったのだ。

「安い」「高い」ばかり…

店頭で商品を手に取ったとき、思わず「安いなぁ」「高いなぁ」と口にしてしまうことは、誰にでもあるだろう。だが、これが口グセになっている人は注意してほしい。婚活シーンでは、命取りになる言葉だからだ。

よしみ(33歳、仮名)はたかひろ(35歳、仮名)とお見合いし、仮交際に入った。

たかひろは年収680万円の公務員で、前述のよしたかと同様、何もなければ自然に結婚していけるタイプだ。また婚活市場において、安定感のある公務員は人気職の1つでもある。

しかし、お見合いしたよしみは、初デートを終えたところで“交際終了”を出してきた。

「なんだかお見合いのときにも感じたのですが、会話の中にやたらと物の値段を挟みこむんです」

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