「最近の話」ができない人は脳が危ない? 「昔話」は饒舌な人ほど見落とす"深刻事態"と劇的改善の処方箋
共想法は、脳の健康を保つための認知的介入という目的に即した性質を持つ会話を、確実に発生させることができる会話支援手法です。これを可能にしたのが、次に示す共想法の2つのルールです。
参加者はテーマに沿った話題を必ず持ち寄ります。となると、「何かないかな?」「1分で何を話せそうかな」とアンテナを張ってネタ探しをすることになります。
「最近の話」は「昔を思い出す」よりさらに認知機能を使う
実際に共想法に参加しなくても、誰もが日常で共想法で行う頭の使い方をシンプルに実践できるのが、「最近の体験について話すこと」なのです。最近の話をするときは、昔の話をするときと比べて、覚えるときに働く認知機能をさらに使うことになります。
話し上手でいつも話題が豊富な人をうらやましく感じ、自分は話題に乏しいと思っている人ほど伸びしろは大きいです。脳には可塑性があります。何らかの原因でつながりが弱くなった脳内の神経ネットワークに対し、適切な刺激を与えることで、つながりを強くすることができます。
話すことが見つからないときや、人との交流やコミュニケーションが億劫に感じられるときは、最近心に残った「新しい体験」を覚えることを心がけてみてください。「①覚える」を意識するだけでも、脳は活用できます。そして、「最近の話」のネタが増えていきます。
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