「週5で習い事」の子がAI時代に真っ先に淘汰される怖い理由

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② 理想の言語化(目的の定義)

次に、親自身が「我が子に本当に必要な能力は何か」を言語化することです。もし「大人になってから、どんな環境でも自分で道を切り拓ける人になってほしい」と願うなら、選ぶべきは「スキル習得のみを目的とした教室」ではなく、「試行錯誤や失敗、他者との対話が許容される環境」であるはずです。親が「将来、我が子に本当に必要となる能力はこれだ」と定義できていれば、不必要な「足し算」に惑わされることはなくなります。

「余白」を守ることが、未来を生き抜く鍵となる

私たちは今、親世代の常識が全く通用しない「地図のない未来」へと子どもたちを送り出そうとしています。

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そんな不確実な時代を生き抜くために必要なのは、詰め込まれた知識や、誰かに与えられたスケジュールをこなす力ではありません。自分の中に確固たる目的意識を持ち、誰も教えてくれない正解を自らつくり出す力です。

つまり、子どもたち自身が、「いつ」、「どこで」、「誰と」、「何のために」、「何をするか」を自分の頭で考え、決められる力を育てるための「余白」が必要なのです。

親としての勇気を持って、子どものカレンダーに「空白」を書き込んであげてください。それこそが、お子さんがAI時代をたくましく、そして幸せに生き抜くための、最高のアシストになるのです。

井上 顕滋 非認知能力開発の専門家 / Five Keys代表

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いのうえ けんじ / Kenji Inoue

1970年生まれ。心理学・脳科学をベースに、20年以上にわたり子どもから経営者まで「人の可能性を引き出す指導」を行っている。自らも経営者として30年以上の部下育成経験を持ち、心理学と脳科学を融合させた独自の能力開発メソッドを確立。

教育・育成実績:2011年、未来の成功者を育てるため、日本初となる小学生対象の非認知能力開発専門塾「Five Keys」を創設(現代表)。これまでのべ6万人以上の子ども、保護者を指導してきた。また、2015年には非営利型一般財団法人 日本リーダー育成推進協会(JLDA)を創設し、現在は特別顧問を務める。

2004年にリザルトデザイン株式会社を設立。これまでに3,000社以上の企業で経営者・幹部への指導・研修を実施し、「1年間で離職率を8分の1に改善」「2年間で経常利益26.8倍を達成」「営業成約率を平均31.9%向上」させるなど圧倒的な実績を持つ。 さらに、エグゼクティブコーチやメンタルトレーナーとして、プロスポーツ選手のサポートも手掛けている。

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