「医師が警鐘!」年を取ってから"いきなりウォーキング"を始める人が知っておくべき深刻なリスク

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それは、「4000歩で死亡リスクが低下する」というデータがありますが、その効果は7500歩で頭打ちになるからです。

もともとあまり歩いていなかった方が、体操によって筋力を取り戻して歩き始めるとしても、4000歩ぐらいで十分です。「一緒に歩きましょう。1万歩を目指しましょう」などと誘われたときには、ぜひそう教えてあげてください。

健康にまつわる「古い常識」をアップデート

余談ですが、「1日1万歩」以外にも、古くなってしまった"常識"はたくさんあります。

『動ける体が大復活する1分体操』(アスコム)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

皆さんが中高生の頃の部活動で指導された「水を飲んだら駄目」「うさぎ跳びをしろ」「(野球なら)たくさん投げろ」などは、すべて古い常識どころか、今では逆に体に悪いとされています。

和室に座布団が当たり前の幼少期を過ごし、「正座をしないと膝が悪くなる」と思っている方が多いのですが、それも古い常識です。正座は膝の軟骨や半月板に大きな負担がかかるので、できればあまりしないほうがいいのです。

茶の湯や競技かるたなど、お稽古事で正座をする機会のある方は、終わったあとには膝のお皿を回し、さらに〈ゆる片足立ち〉の体操をするといいでしょう。大腿四頭筋やハムストリングのストレッチになり、膝への負担を軽減することができます。

下にご紹介した体操は最新の知見に基づいたもので、古い常識にはとらわれていません。

(出所:『動ける体が大復活する1分体操』より)

※外部配信先ではイラストを全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください

(出所:『動ける体が大復活する1分体操』より)
(出所:『動ける体が大復活する1分体操』より)
中山 潤一 中山クリニック院長、整形外科医、医学博士

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なかやま じゅんいち / Junichi Nakayama

大阪医大(現大阪医科薬科大学)卒業後、同年神戸大学整形外科入局。基幹病院で臨床経験を積み、医学博士号を取得。2005年、神戸逓信病院医長、08年、神鋼加古川病院医長を経て、11年に兵庫県明石市で中山クリニックを開業する。 有床診療所として年間380件の手術を行い、介護事業も展開。整形外科専門医として、保存療法、再生医療、関節鏡手術、エコー(超音波)治療など幅広い症例を手がける。最先端から従来の療法まで駆使し、常に患者にとって最良の治療を追求している。さらに整形外科医としての診療にとどまらず、介護事業にも深く関わり、高齢者の「老い」と真正面から向き合っている。クリニックの外でもYouTubeなどを通じて医療・健康情報を積極的に発信。YouTubeチャンネルの登録者数は10万人を超える。

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