「自分でやったほうが早い」はNG。任せるのは「丸投げ」ではない、令和のマネジャーが知るべき「昭和流」との決定的な差
お伝えしたような昭和時代の上司の仕事の振り方は、令和時代では完全なレッドカードです。とはいえ、今のマネジャーやリーダーに話を聞くと、部下・後輩に仕事を任せられず、自分で抱え込んでしまう方がとても多いです。
理由を聞くと、これらの意見が挙がります。
「教えることが手間だし、時間がかかる」
「部下も忙しそうだし、負担をかけたくない」
「部下に頼んで断られるのが嫌だ」
仕事を任せたいけれど、部下と普段から十分なコミュニケーションがとれていないため、どう任せていいかがわからないということが障壁になっているようです。実際に、納期など時間に限りがあるものであれば、なおさら任せにくいでしょう。
部下の負担を増やしたくない、というみなさんの優しさもあるかと思います。では、よい任せ方とはどのようなものかを考えていきましょう。
部下の成長につながる仕事の任せ方
前提として、人に何かを任せるときには、その前段の育成が必要です。
人材育成の三本柱(意図・設計・集中)で、効果的な仕事の任せ方を考えてみましょう。
まずは、任せる仕事の意図を明確に伝える必要があります。たとえば、
「顧客対応を任せることで、信頼関係の築き方やヒアリングスキルを身につけてほしい」
「このプロジェクト管理を任せることで、チーム運営と意思決定の経験を積ませ、リーダーシップを育てたい」
などです。狙いを知識・スキル・経験の観点で明確にすることが重要です。
ポイントとしては、育成対象者の成長課題と業務内容を結びつけること、任せる前に育成のねらいを言語化して共有することが挙げられます。





















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