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ランボルギーニと対極「フェラーリ」のポリシー「Different Ferrari For Different Customer」の意味

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2025年7月に発表されたフェラーリ「アマルフィ」(写真:Ferrari)

自動車のデザインには、大きく2つの傾向がある。これがおもしろい、と私は思っている。

ひとつは、守旧派。というか、自社のヘリティッジに忠実なデザイン。たとえば、スポーツカーならランボルギーニ。

同社では、1974年の「クンタッチ」という人気車種のイメージを生かして、2021年に「LPI800-4」を送り出している。

デザイン部長も、ランボルギーニのデザインポリシーを語る際、つねに過去のヘリティッジの重要性を引き合いに出す。

もう一方は、革新派ともいえるフェラーリだ。ボディデザインに、強い傾向を作らない。

2色のコントラストが強烈なカラースキームも印象的な「12チリンドリ」(写真:Ferrari)

「12チリンドリ」(24年)を発表した際、スプリットタイプという左右個別に立ち上がる電動格納式リアスポイラーのデザインが斬新だった。

ユニークなアイディアで、これからフェラーリはこれにこだわっていくのだろうか。そのことを私は、イタリア本社におけるメディア向け発表会で担当デザイナーに尋ねた。

繰り返すことをよしとしない

「これは12チリンドリだけのデザインです」。答えはあっさりしたものだった。「繰り返さないのが私たちのポリシーですから」。

あるモデルのデザインが高く評価されても、同様のテーマを繰り返すことをよしとしない。

例外的なのが、25年に発表された「アマルフィ」。19年の「ローマ」の発展形というべき車種で、ボディデザインの基本テーマは同じ。

かたまり感を強く感じさせるローマのデザインを継承した「アマルフィ」(写真:Ferrari)

「ローマの持っていたエレガンスとプロポーションを発展させ、オリジナルのよさを損なわないかたちで、新しい技術を取り込みました」

25年12月、アマルフィのメディア向けテストドライブが開催されたポルトガルのファロで、フェラーリの開発チームはそう答えた。

【写真】まずはフェラーリ「アマルフィ」の美しいデザインを見てみよう(29枚)

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【「インターロック」と表現するデザイン】

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