勢いのある業界は誰にとっても魅力的。だがいつまでも好調とは限らない…人気ではなくあえて自分の「好き」で仕事を選ぶメリットとは

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お金にならなくても自分の好きな仕事を選んだ彼女の選択は、結局正しい選択だったけれど、その選択が正しかったと言えるようになるまで、彼女は努力をやめなかったということだ。

村上春樹「実際に飛び込んでみるしか」

日本の作家、村上春樹は『職業としての小説家』(新潮社)で次のように話している。

「小説をずっと書き続けるというのはずいぶんむずかしい。じゃあ、その資格があるかどうか、それを見分けるにはどうすればいいか?答えはただ1つ、実際に水に放り込んでみて、浮かぶか沈むかで見定めるしかありません。(中略)それにだいたい小説なんか書かなくても(あるいはむしろ書かないでいるほうが)、人生は聡明に有効に生きられます。それでも書きたい、書かずにはいられない、という人が小説を書きます。(中略)リングにようこそ」

だから、もしもまわりの人が今、勢いのある産業にいっせいに飛び込もうとしているのを見て、自分の選択が正しいのか不安になっているのなら、自分自身にもう一度、問いかけてみてほしい。本当にやりたいのかどうか。

その次にやらなければならないのは、その仕事のリングに上がること。何事も、やってみないとわからないものなのだから。

パク・ソヨン 投資アナリスト

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Park So Yeon

韓国ソウルの大手投資企業で働く現役投資アナリスト。

ソウル大学東洋史学科卒業後、同大学院で経済学修士号を取得。投資のプロとして20年以上のキャリアを積み、大手メディアでコメンテーターとしても活躍。これまで「毎日経済証券大賞」「ソウル経済今年のアナリスト賞」等、受賞歴多数。これまでに出会った数多くのお金持ちから学んだ知見など「お金と人生に対するもっとも役に立つアドバイス」を凝縮した著書『投資家の母が20歳になった娘にどうしても伝えたいお金の話』がある。

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