お金にならなくても自分の好きな仕事を選んだ彼女の選択は、結局正しい選択だったけれど、その選択が正しかったと言えるようになるまで、彼女は努力をやめなかったということだ。
村上春樹「実際に飛び込んでみるしか」
日本の作家、村上春樹は『職業としての小説家』(新潮社)で次のように話している。
「小説をずっと書き続けるというのはずいぶんむずかしい。じゃあ、その資格があるかどうか、それを見分けるにはどうすればいいか?答えはただ1つ、実際に水に放り込んでみて、浮かぶか沈むかで見定めるしかありません。(中略)それにだいたい小説なんか書かなくても(あるいはむしろ書かないでいるほうが)、人生は聡明に有効に生きられます。それでも書きたい、書かずにはいられない、という人が小説を書きます。(中略)リングにようこそ」
だから、もしもまわりの人が今、勢いのある産業にいっせいに飛び込もうとしているのを見て、自分の選択が正しいのか不安になっているのなら、自分自身にもう一度、問いかけてみてほしい。本当にやりたいのかどうか。
その次にやらなければならないのは、その仕事のリングに上がること。何事も、やってみないとわからないものなのだから。
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