「中学受験はさせるべき?」東大生が答える"やめた方がいい家庭の特徴"と見逃してはいけない子どものサイン

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しかし、この状態が続くと、「間違える → 学ぶ」という本来あるべき学習サイクルが壊れてしまいます。

間違いは本来、能力が足りない証拠ではなく、「今どこでつまずいているかを教えてくれるサイン」です。ところが、間違いが“隠すべきもの”になった瞬間から、学びは一気に浅くなります。

親が一方的に決めるのは、やっぱり違う

だからといって、「じゃあ親が“もう辞めよう”と決めてしまっていいか」というと、これも違います。大切なのは、本人が納得して決めることです。そのためには、中学受験について、良い面も悪い面も、きちんと伝える必要があります。

たとえば、

このまま頑張って私立中学に行けたら、こんな授業やこんな部活がある
探究的な学びや、設備の整った環境で学べる可能性がある

一方で、

ここで中学受験をやめたら、地元の公立中学に進むことになる。公立中学は悪い場所ではないが、私立に比べると施設や環境面で差があることもある

こうした現実的な話を、感情抜きで伝えることがまず必要です。「どっちが正解」ではなく、「どっちにもメリット・デメリットがある」という前提で話すことが大事です。

メリット・デメリットを伝えるときに、親がつい見落としがちなのが、「子どもが何を重視するかは、親の想定と全然違うことがある」という点です。

大人はどうしても、「進学実績」「偏差値」「授業内容」「将来の有利不利」といった“正論”の軸で話をしてしまいます。

でも、子どもは必ずしも同じ軸で学校を見ていません。実際、子どもと進路の話をしていると、「勉強とか友達とかは正直どうでもいいんだけど、トイレが綺麗なところがいい」と言い出す子も、決して珍しくありません。

大人からすると「え、そこ?」と思うかもしれませんが、子どもにとってはそれが切実な基準だったりします。

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