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「中学受験はさせるべき?」東大生が答える"やめた方がいい家庭の特徴"と見逃してはいけない子どものサイン

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そして、すべてを説明したあと、僕ならこんなふうに伝えます。

「君はこれからの人生で、何度も苦難にぶつかる。そのときの選択肢は大きく分けて2つで、立ち向かうか、逃げるかだ。立ち向かう勇気がどうしても出なかったり、今は無理だと思ったら、逃げてもいい。それ自体は悪いことじゃない。

でも、ひとつだけ覚えておいてほしい。逃げても、その苦難は消えずに残ることが多い。

中学受験から逃げたとしても、高校受験や大学受験はやってきます。社会人になってからも、資格や試験が必要になる場面はあります。

不登校になったとしても、それ自体は悪いことではありません。ただ、休んだ期間が長くなるほど、戻るときのハードルは高くなる、という現実もあります。

ゲームで言えば、中ボスが強すぎて一度撤退し、レベル上げをして再挑戦することはありますよね。でも、その中ボス自体が消えていなくなるわけではなく、同じ場所で待っています。

逃げることはできる。でも、後からもう一度向き合う必要が出てくる。それだけは、知ったうえで選んだ方がいい」

“中学受験を続けるかどうか”で大事な3つの視点

中学受験は、やり切ることだけが正解ではありません。同時に、辞めることも「失敗」ではありません。

大事なのは、親子関係が壊れていないか、本人が納得して選んでいるか、逃げる場合も、意味を理解したうえで選んでいるか、という3点です。

「どちらを選んでも、その後の人生は続いていく」

その前提に立って、一度じっくり話し合ってみてください。

にしおか・いっせい/1996年生まれ。東京大学受験3年目に独自の勉強法を開発、成績を急上昇させ合格。2020年に教育系ベンチャーのカルペ・ディエムを設立。高校生に思考法・勉強法を教え、教師に指導法のコンサルティングを行う。著書に『東大読書』など多数(撮影:尾形文繁)
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