が、実はそれは誤解なんだと僕は思っています。不安じゃない人のほうが、むしろ危ない。緊張しない人間・不安な気持ちが一切ない人のほうが不合格になる場合が多いです。不安があるっていうのは、あなたが真剣に受験と向き合っている証拠なんですよ。
東大模試A判定を取り続けたけど本番で落ちた友人の話
僕の友達で、東大模試A判定をずっと取り続けていたけど本番で落ちた奴がいます。本人に「なんで落ちたの?」って聞いたら、返ってきた答えはひと言。
「油断だね」
それだけでした。
彼の例ではないですが、“A判定の安心感”って、実はけっこう危険なんです。「これくらいの結果が出ているなら、まあいけるだろう」、という気持ちがあると、どこかで手を抜いてしまう。人間って、安心すると成長が止まる生き物なんだと思います。
逆に、僕は恥ずかしながら2浪していて、2浪目がいちばん不安だったんですよ。「2回落ちた男がこのまま受かるわけがない」と毎日考えていました。試験会場に行く途中も、トイレでも、ずっと心臓がバクバクで、あまりに緊張しすぎて試験会場のトイレで吐きました。
でも、その年に僕は受かったんです。不安で、ぐちゃぐちゃで、心がボロボロだったのに。
この経験から思うのは、「不安だから落ちる」のではなく、「不安から逃げるから落ちる」ということ。不安を抱えている状態そのものは、むしろ受験生として正常です。大事なのは、不安を理由に自分の位置から“降りない”ことなんです。
不安って、良い意味での“燃料”なんだと思います。不安なときって、人はいちばんよく勉強します。不安だからこそ「もっとやらなきゃ」と机に向かえる。不安だからこそ参考書を開き、不安だからこそ今の自分を変えようとする。ところが、その不安が苦しくて、「こんなにつらいなら、志望校を下げちゃえばいいんじゃないか」と思った瞬間、人はその状況から「降りて」しまう。




















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