「再開発は街の情緒もなくす」と思われがちだが…"渋い街"「業平橋」はいかにして、新旧混ざり合う"おしゃれな街"になったのか

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また、「東京ソラマチ」から浅草までの道のりの周辺には古い木造住宅や個人商店が多数残っており、下町歩きを楽しめる。

商店街
「東京ソラマチ」と浅草の中間にある本所吾妻橋商店街(筆者撮影)
商店街
「東京ソラマチ」のすぐ南には、おしなり商店街がある(筆者撮影)

新旧が混ざり合う下町へ

かつて、北十間川が農業や工業に利用され、業平橋駅とともに物流を支えていた時代があった。時を経て、東京スカイツリーと「東京ソラマチ」の誕生により、押上・業平橋エリアは多くの人々が行き交う観光拠点へと生まれ変わった。

しかし、すべてが刷新されたわけではない。下町の情緒や水辺の風景は、形を変えながらも受け継がれている。古い木造住宅や商店街が残る下町の風景に、最先端のタワーと商業施設が溶け込み、新旧が混ざり合う独特の空気を醸成している。

工場が広がる下町から、観光客や買い物客が集まる「新しい下町」へ。押上・業平橋エリアの変貌は、都市開発と地域文化が共存するひとつのモデルを提示しているのではないだろうか。

【前編】「再開発?金太郎飴ビルを作るだけでしょ」と思われがちだが…"東東京"を「吸引力のある街」に変えた施設の実態
参考文献:
壬生篤 著『昭和の東京地図歩き : 対照地図付き』
墨田区 編『墨田区史 通史編』
坪川 うた ライター・ショッピングセンター偏愛家

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つぼかわ・うた / Uta Tsubokawa

ショッピングセンター偏愛家・ライター。新卒で大型SCデベロッパーに就職。小型SCデベロッパーへの転職を経て、フリーランスに。国内外で500以上の商業施設を視察済み。宅建・FP2級。熊本大学卒。

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