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政治・経済・投資 #21世紀の証言

家電販売から住宅関連への進出は、トップダウンだから可能だった。熟慮を重ね、一度決めたら最後まで方針を貫き通せることが強みになる。

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山田 昇(やまだ・のぼる)/ヤマダホールディングス 会長兼CEO。 1943年宮崎市生まれ。73年に群馬県前橋市で松下電器産業(当時)の系列店「ヤマダ電化サービス」を創業。83年にヤマダ電機を設立し家電量販店としてチェーン展開を開始する。2025年から現職(撮影:尾形文繫)
PCブームやM&Aで急成長。家電量販最大手ヤマダホールディングスの会長兼CEO・山田昇氏の証言を3回に分けてお届けする。

家電販売一筋から、住宅、家具・インテリアへと取扱商品を広げた「くらしまるごと」戦略。住宅メーカーの買収では「家電と関係ないのに、何をやっているんだ」とほうぼうから言われた。

21世紀に入ってから25年ほど経過した。この四半世紀を振り返り、その間の主な出来事や経済社会現象について、当事者たちの声を掘り起こしていく

時間をかけてでもこうした多角化を進められたのは、私がオーナーだからだ。サラリーマン社長なら任期がとっくに終わってしまい、こんなことはできない。だから同業他社はついてこられない。

2010年代初め、家具・インテリア業態を開発する初期段階では、コンセプトがなかなか定まらなかった。業界はニトリが最大手で、高級品では東京インテリア家具が認知されている。当社独自の特色を出す必要があった。

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