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『白鳥の湖』初演は不評、恩師からも否定され、家庭は破綻…絶望の淵にいたチャイコフスキーを救ったのは意外な文通相手とのやり取りだった

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『チャイコフスキー』 ひのまどか 著/ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス

自分のした仕事を「最低だ。何の値打ちもなく、稚拙で、もうやめたほうがいい」とけなされたとしたら? 誰に言われたのかにもよるだろう。たとえ上司でも、尊敬できない、実績もない人に言われたのなら、「おまえなんかに言われたって」と無視できるかもしれない。しかし、尊敬していて、これまで世話にもなっていて、実力も実績もある上司から言われたとしたら、心が砕けてしまわないだろうか。若き日のチャイコフスキーに起きたのは、まさにそういうことだった。

当時はなかなか理解されなかった

NHK「ラジオ深夜便」の人気コーナー「絶望名言」に出演中の文学紹介者が、ビジネスと人生の“絶望”に効く名言を毎週お届けする。【火曜日更新】

チャイコフスキーはロシアの作曲家で、三大バレエ『白鳥の湖』『眠れる森の美女』『くるみ割り人形』や、ピアノ協奏曲第1番、バイオリン協奏曲、交響曲第6番『悲愴』など、たくさんの名曲を残している。名前は誰でも知っているだろうし、コマーシャルやいろんな番組でよく使われているので、その曲を耳にしたことのない人はいないだろう。

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【チャイコフスキーが生まれたのは1840年】

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