ディズニー、サンリオに続く新星になるか?中国発の「ラブブ」がアメリカでも大ヒット街道邁進中

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(写真:ブルームバーグ)

小さなモンスターが、中国小売り有数の利益率を稼ぐ原動力となっている。長い耳とギザギザの歯を持つキャラクター「ラブブ」は、米中貿易摩擦をものともせず米国で売り上げが急増している。

ラブブを展開するのは玩具会社、泡泡瑪特国際集団(ポップマート・インターナショナル・グループ)。昨年の粗利益率は約67%を記録した。

玩具小売りの名創優品の約45%、スマートフォンメーカー、小米(シャオミ)と電気自動車(EV)メーカー、比亜迪(BYD)の約20%を大きく上回り、国際事業を展開する中国企業の中でトップクラスだ。

北京では等身大のラブブが最大15万米ドル(約2200万円)で落札された。シドニーやロサンゼルスでは、新商品の発売を前にファンの長蛇の列ができている。

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