「ダサいワイシャツ」という声もあるが…。装飾だらけのデザインシャツが絶滅しない事情

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たしかにビジネスシャツを「相手とのコミュニケーションツール」ではなく、日用品として捉えれば、単純に良い悪いではなく、その選択は理解できなくもありません。ただし職種・業種、そしてTPOによっては、余計なノイズを相手に与えてしまうリスクがあります。

余計な装飾が与えてしまう印象

2000年代後半に活躍したトレボットーニ襟のシャツ(写真:エレカジ公式)

無意味にカラフルなボタンや、悪目立ちするステッチは、清潔感とは反対の「生活感」を想起させるものとは言えませんが、余計な意味づけを与えてしまう恐れがあります。

20年近く前ならば、装飾があるシャツは「下着に見せない工夫」と捉える文脈もありましたが、今では「なぜ、こんな個性的なシャツを選んだのだろう」という印象を相手に与えかねません。とくに世代が異なる相手と初対面でお会いするときは注意が必要です。

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