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サイバーエージェントが“マス広告との一体提案”へ本気モード…有力マーケ企業GOとの提携に透ける野望 電通・博報堂との差別化は?
一方で、「認知」の段階で効果を発揮するブランド広告では、電通や博報堂が得意とするテレビ広告が依然として大きな存在感を放つ。結果として、獲得に強いサイバーエージェント、認知でポジションを譲らない電通・博報堂という構図になっているのだ。
サイバーエージェントでインターネット広告事業を担当する坂井嘉裕執行役員は「ブランド広告において、われわれは重要なプレーヤーではなかった。なかなか勝てる道を見いだせなかった」と振り返る。
GOと感じた“相性のよさ”
もちろん、手をこまぬいていたわけではない。2016年に次世代ブランド戦略室を設立し、ブランド広告主の開拓を本格化。坂井執行役員自身が、SNSで外部の広告クリエーターとのつながりを深めるなどして、地道に大手クライアントの案件を積み重ねてきた。
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