【2年ぶりの復活、7代目モデルは何が変わった?】ダイハツの新型トールワゴン軽自動車「ムーヴ」を買うならどのグレードがオススメ?

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そう考えると、「L」の13万2000円高となる149万500円だが、ワングレード上の「X」を選べば、助手席側のパワースライドドアとイージークローザーは標準となり(運転席側は5万5000円で装着可能)、前述の「L」で省かれた装備もすべて標準装備となるので、買い得感はグッと高まるのだ。

またパックオプションも、9インチ大画面のスマホ連携ディスプレイオーディオ(12万6500円~)や、前席シートヒーターや360°スーパーUV&IRカットガラスが備わるコンフォータブルパック(3万3000円)なども選ぶことができるので、自身にあった仕様を作り上げることもできる。

上級グレードのGとRSを選択する理由

RSグレードの外観
RSグレードの外観(写真:ダイハツ工業)

そうなると上級グレードの「G」は出る幕がないと思いきや、「G」を選ぶと内外装に加飾がプラスされ、14インチアルミホイールやLEDフォグランプが標準装備となり、パワースライドドアにはウェルカムオープン機能(降車時に予約設定をすることで、キーを持ってクルマに近づくと自動でパワースライドドアが開く機能)も備わるので、ワンクラス上のクルマに乗っているような感覚が味わえる。

そして電動パーキングブレーキが標準となり、オートブレーキホールド機能も備わるほか、4万4000円のスマートクルーズパックを選べば、全車速追従機能付きアダプティブクルーズコントロールやレーンキープコントロール、コーナリングトレースアシストを装着することもできるのである。

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ただ、最上級グレードの「RS」になると、パワースライドドア&イージークローザーは両側が標準となり、スマートクルーズパックも標準装備となるにもかかわらず、「G」との価格差はわずか8万2500円。さらにアルミホイールは15インチへインチアップがなされ、ステアリングホイールとシフトノブは本革巻きになり、RS専用にセッティングがなされたスポーティサスペンションもおごられる。

その点を加味すれば、「G」にパックオプションを追加するよりも、「RS」を選んだほうが、最終的に手放すときの下取り価格もターボモデルのほうが高くなるのが一般的であるため、オススメといえそうだ。

そうなると、近場の移動をメインとする使い勝手のいいアシとして新型ムーヴを選ぶのであれば、「X」をベースに必要なオプションを追加するもので、ファーストカーとして普段使いからレジャーまで幅広く使うのであれば、装備充実かつターボエンジンを搭載した「RS」を選ぶというのが賢い選択ではないだろうか。

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小鮒 康一 フリー(ライ)ター

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こぶな こういち / Kouichi Kobuna

1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とするが、実は現行車へのチェックも欠かさない。また、中古車販売店に勤務していた経験も活かし、中古車系の媒体でも活動中。できればどこへでもクルマで行きたいタイプで、電車移動は苦手な部類。通称「フナタン」。

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