【2年ぶりの復活、7代目モデルは何が変わった?】ダイハツの新型トールワゴン軽自動車「ムーヴ」を買うならどのグレードがオススメ?

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新型ムーヴのインテリア
新型ムーヴのインテリア(写真:ダイハツ工業)

しかし、新型ムーヴではその二本立てを廃止し、すべてのグレードで同一のデザインを持った(一部加飾などは異なるが)スタイルに統一されたのだ。

その結果、グレードは下から「L」「X」「G」「RS」の4グレードに整理され、エンジンもRSのみターボエンジン、それ以外のグレードはNAエンジンで、トランスミッションは全車CVT、各グレードに2WDと4WDが設定されるというもの。

さらに新型は全車運転支援システムの「スマートアシスト」が標準装備となったことで、バリエーションは8タイプと先代よりもグッとシンプルになっている。

価格はアップしたものの、スライドドアを標準装備

新型ムーヴのトピックが後席スライドドアを全グードとなったことだ。RS・G・Xグレードではパワースライドドア(タッチ&ゴーロック機能/ウェルカムオープン機能付き)も採用
新型ムーヴのトピックが後席スライドドアを全グードとなったことだ。RS・G・Xグレードではパワースライドドア(タッチ&ゴーロック機能/ウェルカムオープン機能付き)も採用(写真:ダイハツ工業)

新型ムーヴのエントリーグレードの「L」の価格は135万8500円と、先代の同等グレードである「L SAIII」に比べると16万円ほど高くなっているが、新型は両側スライドドアを備えるモデルに変貌していることを考えれば決して高いとはいえず、むしろ軽乗用車のスライドドアモデルの中では最安値となっているのである。

では、新型ムーヴのオススメグレードは最安モデルの「L」なのかというと、そういうワケではない。というのも「L」はかなり装備が省かれているからだ。

新型ムーヴのシート
新型ムーヴのシート(写真:ダイハツ工業)

例えば、パワースライドドアやイージークローザーは「L」のみに備わらず(オプション設定もなし)、キーフリーシステムやプッシュボタンスタートもなし。エアコンも唯一マニュアルエアコンで、チルトステアリングやシートリフターも非装着。

さらにシートバックポケットやインパネセンターポケット、シートバックユーティリティフックなども省かれ、豊富なパックオプションも「純正ナビ装着用アップグレードパック」か「6.8インチスマホ連携ディスプレイオーディオ」の2種類しか選ぶことができない。

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