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六甲ライナー、神戸の「地味な新交通」の成長余地 新型車両でイメージ一新、迫られる老朽化対策

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  • 山本 学 神戸経済ニュース編集長
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だが、約8000人を収容するアリーナ「ワールド記念ホール」や、ほぼ毎週末といえるほど何かの分野の医学会が開かれている「神戸国際会議場」などが沿線にあるポートライナーに比べると、どうしても六甲ライナーのほうが乗客数の振れ幅は小さい。

文字通り六甲アイランドの中心にあるアイランドセンター駅(編集部撮影)
【写真の続き】アイランドセンターの副駅名は「ファッションマート前」。2階の出入り口は周辺施設とペデストリアンデッキで直結。1階には「マクド」が入っている

これ以上乗客を増やせる?

従って今後、六甲ライナーの乗客数が増えるかどうかは、通勤・通学以外の需要をいかに獲得するかにかかっている。そうした観点で2024年3月、アイランドセンター駅の近くに商業施設「ROKKOiPARK」が開業したのは追い風になった。

同施設内には、自然食品やオーガニック製品などを扱う「ヤマダストアー」や、大型の工具専門店「GIGAファクトリーギア」といった六甲アイランド外から、わざわざ店舗を訪れる買い物客を意識した店舗がテナントとして入居する。

さらにバンダイナムコアミューズメント(東京都港区)がプロデュースして、20種類を超すスポーツやゲームなどが楽しめる屋内型のアミューズメント施設「KOBE SUPER STADIUM(神戸スーパースタジアム)」を商業施設内に開設したのも、六甲アイランド外からの需要を意識したという。

【写真を見る】六甲ライナー、神戸の「地味な新交通」の成長余地 新型車両でイメージ一新、迫られる老朽化対策(26枚)

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