「40歳って、すごいなぁ」「疲れやすくなった」綾瀬はるかの≪四十路を迎えた心境≫と“堂々とゴロゴロする”生き方【独自インタビュー】
――この作品が、人生観にも影響を与えたということでしょうか?
「死」をテーマにしているからこそ、「今この瞬間をどう生きるか」を深く考えるようになりました。「せっかく生まれてきたのだから、自分の足でしっかり立って、目の前の時間を大切にしよう」と思えるようになって。私にとっても、この作品は“背中をそっと押してくれるドラマ”になったと感じています。
「年齢にとらわれない」美しさの秘訣とは?
――最後に綾瀬さんのように、美しく年齢を重ねていく秘訣はありますか?

そうですね……。うまく言えるか分かりませんが、私が大切にしているのは「人と比べないこと」。いつも心を“ニュートラル”な状態に保つことを意識しています。
――“ニュートラル”というのは、どんなイメージでしょうか?
たとえば、テニスコートの真ん中に立っているような感覚です。どちらか一方に偏らず、どんな球が来ても自然に受け止められるような。そんな風に、自分のバランスを大切にしています。
――とても面白い表現ですね。

私は、無理に逆らったりせず、でも「こうしたい」と思う気持ちには素直でいたいんです。笹の葉に乗って川を流れるように、流れに身を任せながらも、自分の意志だけは忘れない。そんなふうに、これからも日々を重ねていけたらと思っています。
ヘアメイク/栗原里美 (Three PEACE) スタイリスト/山本マナ
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