2025年最新版!「有名400社への就職に強い大学」ランキング。2年連続で“あの大学”が1位に
東京科学大の就職者が多い企業は、日立製作所(36人)、野村総合研究所(29人)、アクセンチュア(24人)、日産自動車とソニーセミコンダクタソリューションズ(各22人)など。24年卒では、前年を0.2ポイント上回り、前年3位から順位を上げたが、24年秋に一般企業への就職者が少ない東京医科歯科大学と統合したことから、今後は有名企業対象の実就職率が下がる可能性が高い。
一橋大は、前年を2.6ポイント下回り前年の2位から順位を下げた。就職者が最多の企業は三井住友銀行(19人)で、アクセンチュア(15人)、三井住友信託銀行(13人)などが続く。
工科系大学が強さを発揮
前出の豊田工業大や東京科学大に加え、4位に名古屋工業大学、5位に東京理科大学が入るなど、工科系大学が強いことが特徴で、ベスト10のうち6大学を占めている。情報化社会の急速な進展に伴い理系人材のニーズは高まるばかり。これからも、工科系大学の実就職率は高まるとみられる。
総合大学では慶應義塾大学が6位にランクイン。7730人という多くの卒業生のうち、43.9%が有名企業に就職している。就職者が多い企業は、ベイカレント(124人)、アクセンチュア(100人)、デロイト トーマツ コンサルティング(83人)、三井住友銀行(67人)など。
大規模総合大学のカテゴリーでは、早稲田大学が9位に入った。卒業生が1万1671人と多いこともあるが、実就職率は36.7%で慶應義塾大より低い。ベンチャー企業や地方企業、海外の企業など、多様な就職先を選ぶ傾向が強いことが、有名企業に限定した早慶の実就職率の差となっているようだ。就職者の多い企業は慶應義塾大と似た傾向で、アクセンチュア(100人)、NTTデータグループ(98人)、ベイカレント(85人)、みずほフィナンシャルグループ(79人)などだ。
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