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「住みよさランキング2025」九州・沖縄トップ50
住みよさを表す各指標について偏差値を算出して、その平均値を総合評価として順位付けしている「住みよさランキング」。
エリア別編の「北海道・東北版トップ50」は、7道県(北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県)に属する全112市を1つのグループとし、そのグループ内で求めた偏差値をもとに評価を行った。
これにより、全国版順位では見えづらかった、「北海道・東北エリアにおける各自治体の『立ち位置』」がより明確となるランキングとなっている。
住みよさランキングの算出に用いた「安心度」「利便度」「快適度」「富裕度」の各カテゴリや、算出基準となっている各指標の詳細はこちらで説明している。
昨年から順位を上げた自治体は?
北海道・東北版トップは昨年から連続で名取市(宮城)、2位と3位には昨年から順位を上げた富谷市(宮城)と盛岡市(岩手)が続いた。
名取市と富谷市はいずれも仙台都市圏のベッドタウンとして発展した経緯を持つ。両市ともに北海道・東北エリアのなかでは温暖で雪も少なく、「⑯財政力指数」は全国平均を上回り、「⑱納税義務者1人当たり所得」が高いなど、「快適度」「富裕度」が高評価となった。
3位の盛岡市は北東北で最大の消費地であり、商業・サービス業が盛んで第3次産業の比率が高い。「⑩人口当たり飲食店数」が多く、「⑰人口当たり法人市民税」は大手企業が集積する中部エリアの平均に比肩するなど、特に「利便度」と「富裕度」の評価が高かった。
北海道・東北エリアで特筆すべきは「⑫水道料金」だ。全国平均約4000円に対して、エリア平均が約5000円という高さである。そもそも広大で寒冷な北海道・東北の地では水道の建設コストや維持コスト、凍結防止コストが嵩むが、コストの負担者である住民は減少の一途をたどる。水道事業の広域化による効率化、費用負担の平準化を目指す動きが各地で進むが、効果の発現には相応の時間がかかると思われる。
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