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【独自】JAL現役パイロットが指摘「アルコール検査にすり抜け余地」、飲酒問題が「体調不良」に紛れ込む
3回目の検査は「乗務前検査」だ。航空法が義務づける法定検査になる。そのためアルコールが検知された場合は、当局へ報告しなくてはならない。
三重の検査体制で万全に思えるが、どこに不備があるのか。それは出社前検査を行う前に、自主的な検査ができることにある。
検査機器をタブレット端末に接続しなければ、結果を会社に知られずにすむので、「うっかり飲み過ぎてしまったという日は『酒が抜けたかな』と自分の身を守るためにやる」(現役パイロット)という。そこでアルコールが検知された場合、まずは体から抜く努力をする。
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