AI時代でも「文章力」は超重要! 名門大学が注力する「ライティング教育」の実態 ハーバード卒業生なら知ってて当たり前な「7つの力」

世界の各企業で注目されている人材は「文章力が高い人」だといいます(写真:shimi/PIXTA)
AIで簡単に文章を作ることができる昨今ですが、世界の各企業で注目されている人材は「文章力が高い人」だといいます。また、ハーバード大学などアメリカの名門大学では「ライティング教育」に力を入れており、卒業生たちは「文章をうまく書く力は人生の成功を左右する」と口をそろえるそう。
なぜライティング力が大事なのか、ハーバードではどのような教育をしているのか、『ハーバードの人生を変えるライティング』より一部抜粋・再構成してお伝えします。
リーダーに必要なのは論理的に考えて文章を書く力
JPモルガンのCEOジェイミー・ダイモン、エアビーアンドビーのCEOブライアン・チェスキー、GEの元会長ジェフリー・イメルト、アマゾンの創業者ジェフ・ベゾス、マイクロソフトの創業者ビル・ゲイツ、世界最高の投資家ウォーレン・バフェット……。
世界的な経営者であり大富豪である彼らは、分刻みのスケジュールをこなすほど忙しい日々を送っているにもかかわらず、株主に手紙を書いたり、社員にメールを書いたり、大衆に向けてエッセイを書いたりする。秘書や補佐官に代筆させず、自ら書くことで経営活動をしているのだ。
彼らのほかにも、有名な経営者たちほど書くことにこだわる場合が多い。経営において、書くことはとても重要なスキルなのだ。
リーダーは共同体に価値やビジョンを示し、説得しなければならない。また問題が起きたときは、奇抜なアイデアで問題を解決する必要がある。それを可能にするのが、論理的に考え、文章を書く力なのだ。
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