東日本大震災のときも、トカイナカエリアにある我が家は、「食料」も「物資」も水もほとんど困りませんでした。
ことに食料は、畑に行って掘り起こせば芋はたくさん出てくるし、その他の野菜も1カ月分くらいのストックはあります。
玄米は長期保存が可能です。食べる分だけ近くのコイン精米機で精米する生活ですから、玄米はたくさん備蓄しています。
コロナ禍の約3年間でも、食料も物資も何かが足りなくなるということはありませんでした。
トカイナカは都市生活者の「生きるよすが」になる
今後予想される首都直下型大地震においても、この「食料が豊富にあるトカイナカ」の特徴は大いに発揮されます。
首都直下型地震が来れば、人口の約3割は被災してあらゆる交通網が分断されます。
東北や能登や熊本のように、都心から大挙してボランティア人材や救援物資がやってくるということはありません。
関西や中部地方からもスムーズに人と物資が、東京に集まるとは思えない。そんなことはありえないでしょう。
そうなると、戦中や終戦直後のように、都心で大震災が起こったら、食料買い出しの都市生活者の群れがトカイナカ目指してやってくるかもしれません。
一方で、多くの自宅や畑に食料をそなえているトカイナカは、都市生活者の「生きるよすが」になると思います。
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