【小学生のケアレスミスをなくすために】子どものテストの点数が悪かったとき、親が一番やってはいけないこととは？

また、我が子の将来を真剣に考えれば考えるほど、不安や焦りも生じます。やる気もないし、教えても全然ダメ。いったいどうすれば、自分から勉強する子、学力が伸びていく子になるんだろうかと。×だらけのテストを見ると、つい、子どもを責めてしまいます。

一番辛いのは誰よりも子ども本人

子どもは、お母さま、お父さまがいつもニコニコしていることを望んでいます。怒らせたいと思っている子は、一人もいません。

点数の悪いテストを返却されたとき、とっさに「怒られる!!」と想像して、ビクビクしていたかもしれません。帰り道、気が重くなり、テストのことを言いたくない気持ちでいっぱいだったかもしれません。

小学校中学年くらいになると、テストを見せない子も出てきます。どうして隠すのでしょう。

「怒られるから」

です。誰しもが悪い点を取りたくて取っているわけではありません。テストを見せるという行為自体が、勇気を振り絞って見せてくれているので、その気持ちを汲み取ってあげてほしいなと私は思います。

「それなら努力しなさい！」

とお母さま、お父さまからは声が聞こえてきそうです。しかし、努力の仕方がわからなかったり、勉強の仕方がわからなかったり、わからないことがわからなかったり、さまざまな理由で勉強が億劫になってしまっているのです。おそらく、一番辛いのは子ども本人でしょう。

最近は共働きのご家庭が増え、毎日の勉強まではなかなか見てあげられなくなっているようです。テストの結果だけを見て判断するということも多いのかもしれません。今のご時世、それも致し方のないことだと思います。