リアルタイム翻訳の夢、次期iPhoneでついに実現。WWDC 25でApple Intelligence大規模アップデート公表。パーソナルコンテキストAIは1年後か

特定の時間やアクションに応じてショートカットを自動起動できるので、前述した書類の自動分類と組み合わせると、デスクトップに書類を置いた段階で、自動的に何らかのフォルダに振り分けるなんてこともできる。

Apple WatchのAI機能“Workout Buddy”

Apple WatchにもいくつかのApple Intelligenceが導入される。

なかでも大きなアップデートがWorkout Buddyだ。これはApple Intelligenceを活用したパーソナルなフィットネスコーチ機能で、ユーザーのワークアウトデータとフィットネス履歴を取り込み、パーソナライズされたモチベーションを高めるコーチングをリアルタイムで行ってくれる。

心拍数、ペース、距離、アクティビティリング、個人的に設定しているフィットネスの目標値などのデータに基づいて、その瞬間に最適な声をかけるパーソナルコーチだ。最新のテキスト読み上げモデルとFitness+トレーナーの音声で作られたデータで、実にダイナミックに気分を上げる熱気、トーンの声を聴くことができる。

現時点では、屋外/屋内ランニング、屋外/屋内ウォーキング、屋外サイクリング、高強度インターバルトレーニング、機能的/従来型筋力トレーニングなど、一部のワークアウトで英語版が利用可能となっている。