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トランプとマスクを隔てる「埋めがたい溝」の正体、2人の思想・哲学の違いはどこにあるのか
マスク氏の一連の発言は衝動的で、大人気なく見えた。少なくとも政治的には、彼にとって良いことがない。テスラの株価は一時的であれ大きく下がった。スペースXと政府との契約においても、実際に不利になることも考えられる。第一次トランプ政権時代、ワシントン・ポスト紙の敵対的な報道のために、オーナーのジェフ・ベゾス氏が率いるアマゾンのクラウドサービス（AWS）が国防省の100億ドル規模のクラウド契約を失ったことが想起される。
大統領と大富豪の衝突は、マスク氏さえ我慢できれば不可避ではなかっただろう。だが2人の政策の方向性の隔たりを考えると必然でもある。
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