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「いい母親になりたいのに、なれない」30代女性が激白する息子との関係/「お母さんがやってあげるからできなくていいよ」20代商社マンの悩み

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  • 大鶴 和江 心理セラピスト、心理分析、心理セラピー講師

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幼少期の親からの影響は、成人後にあらゆるかたちで問題として表れてきます(写真:Pangaea/PIXTA)
「親の過干渉で自由を奪われてきた」「小さい頃から、親にダメ出しばかりされてきた」「親が威圧的だった」。いわゆる「毒親」とは、自分の欲求不満や鬱憤を晴らすために弱い立場である子どもを自分の都合で利用したり支配したりします。
何よりも怖いのは「幼少期の親からの影響」は、「幼少期」のみにとどまらないという点です。むしろ、成人後にあらゆるかたちで問題として表れてしまうのです。ここでは、具体的に親からの影響で悩んでいる人たちの事例を見ていくことにしましょう――。
※本稿は『人生が180度変わる 人は「親の影響」が9割』から一部抜粋・編集したものです。

子どもが好きになれず、拒絶したくなる

Cさん(30代、女性)は、3歳の息子さんを育てるお母さん。「孤独感が抜けずに苦しい」という悩みをお持ちです。

聞けば、彼女は夫との関係がうまくいっていないとのこと。私の経験上、夫とうまくいかない妻は、孤独と欲求不満を抱えて子どもにストレスをぶつけがちになります。

そこで、Cさんにお子さんとの関係について尋ねたところ、虐待はしていないまでも、子育てに苦しんでいる様子が明らかになりました。

Cさんは実は子どもが嫌いで受け入れられず、甘えてこられると拒絶したくなるというのです。

例えばCさんがテレビを見ていると、子どもが『ママ、手をつないで』と近づいてきます。

いい母親になりたいという気持ちはあるので、我慢して手をつないであげるものの、1分もすると耐えられなくなってくるといいます。

「手を離してからしばらくすると、また息子が『手をつないで』って言ってきます。そのとき子どもから『お前はダメな母親だ』『まるで母親らしさがない』と責められているような感覚があるんです」

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