医師が考案! 「長生き成分=BCAA」がたっぷりとれて"筋力アップ"にも最適な【お手軽スープ】

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【サポート栄養素③ビタミンB6が筋肉作りをサポート】

鶏肉などに豊富に含まれるビタミンB群のなかで、最も意識してとりたい栄養素がビタミンB6。特にアミノ酸の代謝に優れ、筋肉作りに一役買っています。「セロトニン」や「ギャバ」といった心を落ち着かせてくれる神経伝達物質の生成にも関与します。

【サポート栄養素④ビタミンB12が血液を体の隅々まで行きわたらせる】

ビタミンB12も、アミノ酸の代謝をサポートする栄養素。通常、植物性の食品には含まれていないのですが、ノリには含まれています。不足すると、筋肉がスムーズに作られなくなり、筋力の低下につながります。

また、正常な赤血球の産生や、脳神経、血液細胞などの機能の維持にも関わるため、不足すると貧血やしびれなどが起こります。

筋肉作りを促進してくれるのが「キノコ類」

【サポート栄養素⑤ビタミンDが筋肉を強くする助けとなる】

ビタミンDが含まれる食材の代表格が、キノコ類。たんぱく質とあわせて摂取することで、筋肉作りを促進します。さらに、骨の維持や、カルシウムの吸収までサポートします。

紫外線を浴びることでも作られますが、外出することが少ないと不足しがちなので、食品からとることも意識していきましょう。

【サポート栄養素⑥アリシンがビタミンB1の吸収率を上げる】

ニラに入っている香気成分であるアリシンは、ビタミンB1と結合することで、ビタミンB1の吸収率をアップさせます。ほかにも、疲労回復や血行促進、強い殺菌力で感染症予防などの効果も期待できます。

ニンニクやネギにも含まれている成分のため、ニラが苦手な方は「長生きスープ」に、ニラの代わりに入れるといいでしょう。

【サポート栄養素⑦酢酸&クエン酸が筋肉の疲労をおさえる】

酢酸やクエン酸は酢の主成分で、乳酸や糖質を分解してエネルギーに変える「クエン酸回路」をうまく回すために必要です。特に乳酸は疲労物質と呼ばれ、筋肉の中に乳酸がたまると、疲れを感じるようになってしまいます。

さらに酢には、乳酸の生成そのものをおさえることで疲労がたまりにくい体へと導く働きもあります。また、血管が拡張する作用で血液が流れやすくなり、血圧が下がる効果なども見込めます。

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