エプソン

新たな顧客価値の提供を目指して
「究めて極める」
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顧客ニーズに向き合い感動と価値を創り出す

エプソンブランドは、グローバルタグライン「Exceed Your Vision」を掲げている。碓井社長は、「それは、誰もが常識と思っているものを超えて、感動や価値を創り出すということです」と明快に解説する。そのためには、顧客が望んでいることと真摯に向き合い、常識をはるかに超えた価値を創り出していかなければならないという。

まさに「創造と挑戦」であり、自らターゲットを定めて超えていき、そこで創り上げたものが真の意味での創造物だということだ。エプソンが誇るプリンターの革新的技術「マイクロピエゾ技術」も、「創造と挑戦」から生まれ、この技術なしには実現できない印刷カテゴリーすらあると話す。

技術の粋を「極める」ことで実現した、ビジネスプリンター用ヘッド

碓井社長は、「究めて極める」という言葉をよく使う。その本質を伺うと、「会社が存続し発展するためには、世の中の人に支持され、なくてはならない会社だと認めてもらうことが必要です。そのためには、自らの強みであるエプソンでしかできないものにフォーカスし『究め』なければなりません。それは、省エネルギー、小型化、高精度を実現する『省・小・精』に代表される技術基盤であり、そこに皆の力を結集して徹底的に『極め』、やりきらなければならないのです。『究めて極める』を合わせれば『究極』になりますが、そこまでやりきることで、今までにない期待以上の価値をお客様に提供し、エプソンという会社はなくてはならないと言っていただけるようになるのだと思います」と答えが返ってきた。

長期ビジョンを達成し次のステージを目指す

エプソンは今年、長期ビジョン「SE15」の最終年度を迎えた。碓井社長は、四つの事業領域の推進に向け、さらに「極めていく」ことになると話す。

「特に『プリンティング』領域は、インクジェットの核である、『マイクロピエゾ技術』で、ビジネスや産業のカテゴリーを変えます。原理的にそのポテンシャルがあります。常にお客様に感動を呼び起こせる商品やサービスを継続的に送り出して、新たなイメージにしていきたいと思います」

エプソンブランドは、ウォッチからプリンターという新たな情報関連機器で飛躍を遂げた。そして40周年を機に、事業セグメントの展開を広げながら、新たなカテゴリーでも感動を生む会社へと、もう一段の飛躍を遂げようとしている。

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