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フジテレビが「ウォーキング・デッド原作集団」と手を組み、寛一郎と三浦透子が主役のSFドラマを制作も、なにかが物足りない

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フジテレビ運営のFODで3月20日から独占配信開始されたSFドラマ「HEART ATTACK」。寛一郎と三浦透子が主演を務める(画像:©2024 Fuji Television Network, Inc. Skybound, LLC All rights reserved)
【写真を見る】フジテレビが「ウォーキング・デッド原作集団」と手を組み、寛一郎と三浦透子が主役のSFドラマを制作も、なにかが物足りない(5枚)
Netflix、Amazon プライム・ビデオ、Huluなど、気づけば世の中にあふれているネット動画配信サービス。時流に乗って利用してみたいけれど、「何を見たらいいかわからない」「配信のオリジナル番組は本当に面白いの?」という読者も多いのではないでしょうか。本記事ではそんな迷える読者のために、テレビ業界に詳しい長谷川朋子氏が「今見るべきネット動画」とその魅力を解説します。

サラブレッド寛一郎とカンヌ女優の三浦透子

今期のNHK大河ドラマで注目を集める俳優の寛一郎と、話題作に次々と出演する女優の三浦透子が主演のドラマがSFドラマ「HEART ATTACK」です。2人の魅力に引っ張られる作品であるのと同時に、完成度に不安定さが残りますが、制作したフジテレビの野望が潜んでいます。

3月20日からフジテレビ運営の動画・電子書籍配信サービスFODで全話一挙配信が開始されました。近未来の日本を物語の舞台に、ウミン(寛一郎)とエマ(三浦)の若い男女が運命的に出会い、人間の尊厳を取り戻そうとする普遍的なテーマです。物語の中で2人は超常的な能力を持っていることで世間から迫害されている「ヴァリアント」と呼ばれる存在です。ヴァリアントたちが住む“奈落”という集落に隔離された設定はディストピア好きには刺さりそうです。独特な世界観は岩井俊二監督映画「スワロウテイル」のような雰囲気もあります。

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【程よく甘酸っぱいストーリー】

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