

ライバル車と比べて、スタートプライスは比較的低く設定されているパスファインダーだが、コスパという意味では韓国メーカーの存在感も大きい。ヒョンデの「サンタフェ」、キアの「テルライド」といった中型SUVは、パスファインダーよりも安いスタートプライスが消費者の目を引いている。

日産が価格競争でブランド力を毀損することなく、シェア争いを繰り広げるのは依然きびしいことに変わりはない。だが、パスファインダーに乗る限り、最近の日産車がハードウェアとして性能や個性の面で他車に劣っていることは何もなく、むしろ日産らしさも感じられたことに筆者は安堵した。
アメリカにおける日産の今後


また、パスファインダーやキックスに続いて、2025年モデルとして「ムラーノ」と「アルマダ」の新型も続々と登場しており、アメリカにおける日産SUVのプレゼンスは此処を先途と高まっている最中だ。日本では悲観論が先行しがちだが、アメリカで感じた日産の未来は意外と明るかった。
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