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日本の「DE&I」はスローガンで終わりかねない 多様性を生かす日常的コミュニティーの欠如

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  • 苅谷 剛彦 上智大学特任教授・英オックスフォード大学名誉教授

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(写真:metamorworks/PIXTA)

最近のはやり言葉(失礼!)に、「DE&I」(ダイバーシティー・エクイティー&インクルージョン)がある。

ローマ字表記によるこの標語は、外来の言葉と思想であることを明白にしつつ、(欧米産の)普遍的価値として日本の企業でも教育界(とくに大学)でも使われ出した。日本語では多様性、公平性、包摂性となるが、このレベルの抽象語ではそれらの理念が具体的に何を意味するかはわかりにくい。

外来語によるスローガンに違和感

日本社会に多様な人々を包摂し、それによって多様性を許容し、さらには社会的な公平性を実現する、という理想は重要かつ意味のあることである。そしてその背景には、日本社会がグローバル化に取り込まれていることがある。

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