クレカ「リボ払い」を使う人が知らない怖すぎる話 「単利」と「複利」の仕組みを今一度おさらいする

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一説によると、繁殖目的で動物や種子を貸し出すことから利子の考えが生まれたとされています。種子や動物が自ら繁殖することができるという論理が、利子という考え方に繋がっていったということです。

このように、お金はまるで生きもののように自分自身で増える自己増殖の力があり、それが利息だということです。

「お金持ちは、ますますお金持ちになる」といわれることがありますが、お金持ちはお金をたくさん持っているので、お金の持つ自己増殖の力を最大限に利用でき、結果として、さらにお金持ちになっていくのです。

お金持ちの代表格であり、世界的に有名な投資家のウォーレン・バフェットは、複利の力を最大限に活用して巨額の資産を築きました。バフェットは若い頃から投資を始め、その資産を長い時間をかけて複利で増やしていったのです。

つまり、バフェットの成功の秘密は、複利の力を理解し、それを長期的に利用したことにあります。CNBC(アメリカのニュース専門放送局)によると、バフェットは「複利は投資家の最良の友である」といい、その威力を雪だるまに例えています。

小さな雪の玉を転がしていくと、どんどん大きくなっていきますよね。複利も同じで、最初は少しの利息でも、時間がたつにつれてそれが元本に加わり、さらに大きな利息を生むようになります。このような効果を「複利効果」といいます。

複利効果は、時間とともにお金を大きく増やすための強力なツールです。そのため、個人が資産を形成していくうえでは、複利効果を上手に使うことが重要です。複利効果を味方につけるうえで何より重要なのは、資産形成を早いうちに始めることです。

お金は自己増殖の力を持つといいましたが、裏を返せば、借金もお金なので自己増殖の力を持っています。具体的には、複利はお金を増やすためだけでなく、借金が膨らむ原因にもなるので注意が必要です。

知らないと損「リボ払い」の怖い話

現代社会において、クレジットカードは便利な支払い手段として広く利用されています。

実は、その背後にも複利の話が潜んでいるのをご存じでしょうか? というのも、クレジットカードの利用者はカード会社からお金を借りている状態になっているので、利息をとられているからです。今回は、その中でも特に注意が必要な「リボルビング払い(リボ払い)」について詳しくお話しします。

リボルビング払いとは、消費者金融、クレジットカード、銀行カードローンの返済方法の1つで、「リボ払い」「リボ」とも略されることがあります。このしくみは、毎月一定額を返済する方式で、一見すると毎月の支払額が少なく、家計に優しいように見えます。

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