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「同じことをやらせる」「失敗を責める」はNG。行動的な人のやる気を引き出すポジティブな声がけのコツ4つ

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  • 飯山 晄朗 メンタルコーチ、人財教育家
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モチベーションを上げる言葉としては「多くの人に見せてやろう」「注目させてやろう」「一番になる」といったイメージを持たせると良いでしょう。

「褒める」ことでモチベーションを持続させる

競争心や達成感、周囲からの評価を刺激するような言葉をかけることが大事です。

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■ 成功イメージを描かせる言葉

「これを成功させて、多くの人に力を見せつけよう!」

「誰もが注目する瞬間をつくり出そう。あなたなら絶対にできる!」

■ チャレンジ精神を刺激する言葉

「ここで一番になることで、みんなを驚かせよう!」

「誰もやったことがないことを成し遂げて、最高の結果を出そう!」

■ 自分の価値を高める言葉

「あなたがやれば、一番になれる。そんな力を持っていることを証明しよう!」

「この挑戦を成功させて、あなたの価値をみんなに知らしめよう!」
といった言葉が効果的です。

上記の言葉にプラスして擬音を使うと気持ちが入りやすいです。

「ワァーっとやろう!」「グッといこう!」「パパっとやっちゃおう!」など。力を込めたアクションや強めのボディタッチを入れるとさらに効果的です。

大勢の中で注目されることに喜びを感じるので、単独より複数やグループでの仕事やプロジェクトの中で「褒める」ことでモチベーションが持続する傾向があります。

■Y 選手の例

私がサポートしているJリーガーのY君はフォワードで行動的で挑戦的なタイプです。

目立つ場面で輝くことに喜びを感じるので華のあるフォワードにもってこいです。

そんなY君とのセッションで、チームのコーチ陣に不満があるという話が出ました。

具体的に言うとチームプレーを優先され、試合でも連携ミスが出ると代えられてしまうというのです。

自分でも連携プレーは大事だとはわかってはいるのですが……モヤモヤしている自分がいると。

なるほど、と思いながら「連携プレーが大事なことは理解しているんだよね。では連携プレーの中で自分の良さを出す方法はないかな」と問うと、「ダイナミックな連携プレーでゴールを決めるとか」という言葉が返ってきました。

「いいねぇ、めちゃくちゃかっこいいよ!」と言うと照れくさそうな笑顔を見せながら「試したいこともあるので、練習やってみます!」と。

「皆があっと驚くようなゴールを決めてやれ! Y君なら必ずできるよ!」と伝え、肩をパンと叩きました。

「はい、やってやります!」とY君は元気に返事をして走っていきました。

【もっと読む】合理的な人に「絶対にしてはいけない」4つの指導では、合理的な考え方をするタイプを指導する際の心がけについて解説。

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