ホワイトデーの返しに悩む人に教えたい最新事情 義理チョコ"衰退"で3月14日の風景は様変わり

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「ゴディバ」は近年、広く「春のギフト」としてのチョコレートを販売している。ホワイトデーに限らず、入学や卒業、就職や引っ越し祝いなど、春のイベントに合わせてさまざまなシーンで活用できるよう工夫しているのが特徴だ。バレンタインデー限定商品が2月15日までの期間限定販売なのに対し、ホワイトデーシーズンに販売される商品は、春ギフト需要も鑑み、3月末まで、あるいは4月以降も販売されるものが多い。

フランスの人気チョコレートブランド「ジャン=ポール・エヴァン」も、ホワイトデーコレクションのチョコレートは3月末までの販売で、お世話になった方へのお礼や年度末の贈答品などにも選ばれている。

ホワイトデーを男性はどう捉えているか

それでは実際のところ、最近の男性はホワイトデーをどう捉えているのか。話を聞くと意見はさまざまだった。

①「やめて楽になった」(「やめてスッキリ」)派
「職場のバレンタインチョコがなくなって、ホワイトデーが楽になった」という声は多い。「うちの会社はだいぶ前からバレンタインはやってませんよ」と、あっさり語るのは40代の男性。
「10年ほど前に、暗黙の了解のように、会社から明確な指示があったわけではなく、自然と消えていきました。企業に“無駄を省く”というような風潮が強まり、そうした流れに沿ったのだと思う」(50代男性)
「ちょっといいものを返さなきゃと、気を使う」「ホワイトデーはお返しの選択肢の幅が広いのでセンスが問われる気がして、あれこれ考えて疲れていました。一方で、10代、20代の恋愛まっさかりだった頃は、その行程も楽しかったかなと思いますが」との声も。

出費もそうだが、やめて「気を使わなくてよくなった」メリットが大きいようだ。

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