「カブトムシの味は…」野食系YouTube続ける動機 「まずかったのは…」ちーとんさんの物語(後編)

✎ 1〜 ✎ 58 ✎ 59 ✎ 60 ✎ 61
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

かくして当時いっきに伸びてきたホモサピさんに編集を学び、みるみる動画は伸びていくようになった。

自分と同じように苦労している「野食系YouTuber」の仲間と連絡を取り合いながら、時に知識を共有し、励まし合ってきた。途中でやめていく仲間を悔しい気持ちで見送ることもあったという。

同じ野食系YouTuberでも、みな少しずつ専門などが違うため、コラボしたり、情報を共有したほうが、むしろ自分自身のためになるという。

そしてようやく花開いたチャンネルでバズったのが、前編の記事で初回したザリガニの動画。

このとき、妻に一言「本当によくがんばったね」と労いの言葉をかけられ、それまでの苦労がいっきに報われたという。

ダントツでまずかったのは「カブトムシ」

そんな野食系YouTuberのちーとんさんをして「これはまずかった」という野食を教えてもらった。

「それはもうダントツでカブトムシですね。いやアンモニア臭くて『これはもう食べられないな』と(笑)。あとジャンボタニシの卵。あれもダメですね~。逆に蛇はおいしいですよ。セミもおいしいんですけど、じつは食べるのに抵抗がある時期もありました」

セミは家業の町工場の経営が苦しく、家計の状況もよくないというときに食料として食べることを決意し、食べたら意外とおいしかったそうだ。

スズメバチを急速冷凍(液体窒素)して旨さを閉じ込めてみたらヤバかった
次ページはこちら
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事