嬉野温泉名物「ふわとろ湯豆腐」を自宅で作るワザ 豆腐を煮る"水"を工夫するだけで食感が激変

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佐賀県に行くか取り寄せなければ食べられない「温泉湯豆腐」が自宅でカンタンに作れます(以下、写真はすべて筆者撮影)
料理の腕を上げるために、まず作れるようになっておきたいのが、飽きのこない定番料理です。料理初心者でも無理なくおいしく作れる方法を、作家で料理家でもある樋口直哉さんが紹介する『樋口直哉の「シン・定番ごはん」』。今回は、ふわふわ食感が体と心を温める、嬉野温泉の名物料理をご紹介します。

水に重曹を加えることで再現

寒い夜にうれしい湯豆腐。鍋に水と昆布、豆腐を入れ、沸騰させないようにゆっくりと加熱するのがコツとされていますが、それとは異なった作り方もあります。佐賀県にある嬉野温泉の名物料理​​、温泉湯豆腐がそれです。

温泉湯豆腐は温泉水で豆腐を煮るのが特徴​​。豆腐をアルカリ性の温泉水で煮ると、表面が溶け、豆腐の構造がゆるむので、ふわふわとした食感に変わるのです。温泉湯豆腐は現地に行くか、取り寄せなければ食べられませんが、水に重曹を加えることでも同じように温泉湯豆腐風の豆腐を楽しめます。

温泉湯豆腐
材料

豆腐  1丁
水   300ml
重曹  小さじ1/2(3g)
昆布  3g
水菜  50g(1/2袋)
しめじ 適量
ごまダレ
練りごま 25g
しょうゆ 25g
みりん  25g(電子レンジに30秒ほどかける)
写真でわかる!かんたんレシピはこちらから 
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