「肌の綺麗な人」が絶対している"コスメの買い方" 注目するのは各ブランドが謳う効果だけではない
同調査では「知っている美容成分」についても興味深い結果が出ている。
以前から認知度の高かったビタミンCやヒアルロン酸はもちろんのこと、近年になって注目を集めているレチノールが8位にランクイン。数年前まで専門家の間でしか知られていなかった成分が、ごく普通の消費者の間にも認知を広げていることがうかがえる。
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レチノールは、高機能成分ブームの先駆け的存在だ。ビタミンAの一種で、肌のターンオーバーを促し、シワやシミの改善にも効果があるといわれている。2024年にヒットしたスキンケアコスメの多くが、レチノール入りのものだった。その代表的なものをいくつか紹介しよう。
まずエイジングケアで高い支持を得ているのが、資生堂の部分用クリーム「エリクシール シュペリエル レチノパワー リンクルクリーム」だ(冒頭写真)。
資生堂の「純粋レチノール」は、2017年に日本で初めて厚生労働省からシワ改善効果を認められており、同商品も医薬部外品となっている。
税込みで8690円と比較的高価格帯であるにもかかわらず、ドラッグストアなどで売り上げを伸ばし、2024年12月時点で85賞ものベストコスメを受賞。インテージSRI+のデータによると、シワ改善薬用化粧品の市場で7年連続の売り上げ1位を記録しており(2017年5月~2024年4月)、2024年もその勢いが続いた。
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「韓国コスメ勢」が快進撃を続ける
韓国ブランド・イニスフリーの美容液「レチノール シカ リペア セラム」も、レチノールコスメの定番になっている。肌への鎮静作用や再生効果があるといわれるCICA成分を配合し、肌荒れやニキビ跡のケアに適したアイテムだ。
同じく韓国のVT COSMETICSの美容液「シカレチA エッセンス 0.1」もレチノールとCICAを組み合わせた美容液で毛穴悩みにアプローチするものだ。
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