1点で一目置かれる、自身を「格上げ」する名品とは 大人にふさわしいブーツ、ベルト、時計、万年筆

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

以来ウォレットやバッグなど多くのヒット作を輩出するも、2022年に惜しまれつつ幕を下ろした同ブランドから、中心的なスタッフたちをほぼそのまま受け継ぎ、後継ブランドとして2023年にデビューしたのが「べオーマレザーカンパニー」である。

「べオーマレザーカンパニー」のベルト、色はブラウンとブラック
P0011 25mm INTERLINKED PLAITED BELT ¥33,000/FRAME 青山080-4729-1485(写真:グリフィンインターナショナル提供)

そんなブランドのまさしく象徴とも言える本モデルは、生後2年を経過した牝牛(めうし)の皮革にして程よい柔らかさが魅力のカウハイドを熟練工が一本ずつ丁寧に編み上げている。

そして、ニッケルでコーティングすることで無骨さを軽減させた真鍮製バックルがほどよい存在感を放つ。

ベルト幅は数種用意されているが、腰回りの印象を程よく抑え、オンオフともに振り幅を持つ25ミリ幅から試してみることをおすすめする。

ブラックのシャツ・パンツにブラックのベルトをあわせている
(写真:グリフィンインターナショナル提供)

リセールバリューに踊らされない「本質美」を追求

近年の腕時計の市場動向についてプロに尋ねると、資産的価値やリセールバリューばかりを優先し、時計本来の魅力ではなく、付加価値ばかりが持てはやされる傾向が根強いという。

とはいえ一方では、本来の機能性やシンプルなデザインへの揺り戻しが少なからず見られる。

そんないわばカウンターの象徴として再評価が進むのが、バウハウスに代表されるモダニズムデザインと言えるだろう。

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事