人間は何かの作業をするときに「スタートするとき」のハードルが最も高いです。
「ご飯を食べたらすぐに勉強をしよう」「5分だけ休んだらすぐに勉強しよう」なんて思っている人でも、ついスマホをいじってしまって5分休むつもりが10分経ち、10分が15分になって……と先送りになってしまいます。
おすすめは「息抜き勉強」
そんなときにおすすめなのが、簡単なもの、好きなものから始めてみることです。本当に「そんな簡単なことでいいの?」というようなものでいいです。
例えば「とりあえず参考書をペラペラめくってみようかな」「ちょっと受験系のYouTube動画でも見ようかな」という程度のものでいいです。学習系の漫画をちょっとだけ読んでみる、というだけでも問題ありません。歴史とか古文とかは、勉強になる漫画はいくつも存在しています。
このようにして、ほんの少しでいいから勉強を始めてみるのです。こういう軽めの勉強のことを「息抜き勉強」と呼ぶのですが、これにはいろんな種類のものがあります。
などです。ほかにも、趣味と絡めた勉強もあります。英語で映画を見たり、英語字幕と日本語を見比べてみるというのもいいでしょう。僕は英語の歌詞を日本語に訳したり、日本語版の歌詞と英語版の歌詞のある音楽を見比べてみたりしていました。
もちろん、これだけで成績が上がるわけではありません。3時間「息抜き勉強」をするよりも、30分間「本気の勉強」をしたほうが身になることでしょう。でも、この「息抜き勉強」に意味がないわけではありません。息抜き勉強をすることで、勉強に対するハードルが低くなるのです。
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