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「電動モビリティ」最大手のLime、日本再上陸の勝算 2026年までに日本市場で2万台の展開を計画

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  • 石井 徹 モバイル・ITライター
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スラローム走行のような細やかな動きも数分の練習でできるようになる(筆者撮影)

一方で、改善の余地も見られた。特に気になったのは、6km/h走行モードへの切り替え操作だ。このモードは歩道走行が許可される低速モードだが、切り替えには停止してボタンを長押しする必要がある。また、モード表示が小さなディスプレイ上のカメマークのみで、直射日光下では視認性が低く、現在のモードを確認しづらい場面があった。

特定小型原付の規格に対応するため、歩行用の6kmモードへの切り替えボタンが配置されている(筆者撮影)
中央のディスプレイの左上に低速モードを意味するカメのマークが表示される(筆者撮影)

この視認性の問題は、低速モードで車道に入ってしまうなど、安全面での懸念につながる可能性がある。ユーザーの慣れも必要だが、より直感的で分かりやすいインターフェースの開発が望まれる。

総じて、Limeのサービスは都市部の短距離移動に適しており、特に着座式シートボードは幅広い年齢層に受け入れられる可能性を感じさせた。ただし、安全面での継続的な改善と、利用者への丁寧な説明が今後の普及には不可欠だろう。

走行時の安定感を確保するために、前輪は大きめの12インチを採用(筆者撮影)

着座式シートボードが予想外に好調

Limeには3種類のモビリティがある。電動キックボード、着座式の電動シートボード、電動アシスト自転車だ。日本にはキックボードとシートボードが5対5の比率で導入されている。電動アシスト自転車については「日本には導入しない。理由は欧米人の体格に合わせて作られていて大きいから。今後日本人に合わせた電動アシスト自転車を製造して提供を検討している」(サイ氏)という。

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