常にスマホを充電しておきたい人に言いたいこと 必ず知っておくべきバッテリー寿命を延ばすコツ

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交換のメリットは、新品同様のバッテリー性能を取り戻せることだ。初期費用と、本体を預ける手間がかかるが、長期的に見れば最も経済的な選択肢だ。

 処方箋3:バッテリーシェアサービスを利用する

スマホのバッテリー切れが心配でならない人にとって、モバイルバッテリーのシェアサービスは魅力的な選択肢といえる。近年、コンビニやカフェ、駅ナカなどでモバイルバッテリーを手軽にレンタルできるサービスが広がっている。出かける際、駅のレンタルボックスでバッテリーを借り、帰りにコンビニで返却するといったふうに気軽に利用できる。

業界最大手「ChargeSPOT」は、国内に4万台以上のバッテリースタンドを設置し、多くのユーザーが利用している。貸出はスマホアプリで行い、返却はバッテリーをボックスに預けるだけと非常にスムーズ。利用料は1時間未満が330円、1時間以上3時間未満が430円となっている。

コンビニ店頭に設置されたChargeSPOT(提供:INFORICH)

サブスクリプション型サービスの「ChargeSPOT Pass」もある。月額390円で1回までレンタルでき、2回目以降は1回ごとに390円の追加料金が発生する仕組みだ。月額料は上限1950円に設定されているので、頻繁に利用する人にとっては経済的にもお得な選択肢となる。

日頃から1と2で紹介した方法でバッテリーの健康を維持することが大切だが、どうしても充電が必要な場面で、ChargeSPOTのようなモバイルバッテリーのシェアサービスを上手に活用するといいだろう。自分のライフスタイルに合ったプランを選び、賢く利用することで“スマホ充電ゾンビ”にならずに済むかもしれない。

石井 徹 モバイル・ITライター

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いしい とおる / Toru Ishii

1990年生まれ。神奈川県出身。専修大学法学部卒業。携帯電話専門媒体で記者としてのキャリアをスタート。フリーランス転身後、スマートフォン、AI、自動運転など最新テクノロジーの動向を幅広く取材している。Xアカウント:@ishiit_aroka

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