「写真1枚」で超分析!劇的に便利なChatGPT仕事術 画像添付で「店舗分析」から「戦略立案」まで回答

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少し専門用語を使って説明しますと、

  • 一番の売れ筋であり大量に陳列している商品(プライスポイント)
  • 並べている商品の下限から上限までの価格幅(プライスレンジ)
  • 商品の価格の種類がいくつあるのか(プライスライン)

この3つを適切なバランスで組み合わせて商品構成を決めることで、店舗のイメージやブランドを強化し、顧客の購買行動につなげています。

だからこそ、小売り現場の価格戦略は長年かけて培った知見や分析力が必要とされており、経験豊富な店長クラスの人材が担う部分でした。

しかし、GPT-4oを活用することで、売り場の分析も過去の豊富なデータを活用して最適解を導き出してくれるようになったのです。

実例写真を紹介

小売店の棚
(写真:筆者撮影)

例えば、上記の画像はとある小売店の棚の一部を撮影したものです。これをGPT-4oに読み込ませて「価格戦略についての分析をしてください」と指示をすると、この画像1枚から、この売り場のプライスポイント、プライスレンジ、プライスラインを的確に捉えて教えてくれます。

さらに、目立つ位置に今イチオシの商品が並んでいるかどうか、顧客が選びやすいように陳列がなされているか、顧客が手に取り購買行動につながるようになっているか、棚に並ぶ商品の金額設定から顧客がどんなイメージを抱くか、こういった分析までしてくれるのです。

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