全体相場が騰勢を強める中で、逆行安に沈む銘柄もある。本稿では、2023年大納会終値と、2024年7月5日終値をベースにした時価総額を比較し、その減少額が大きい順に300社のランキングを作成した(ランキングの一部社名は略称)。
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日本電信電話が大きく時価総額を減らす
ランキングのトップは日本電信電話(NTT)で、1兆4850億円の減少となった。株価下落率は9.5%となっている。
2位はオリエンタルランドで1兆1747億円減少、株価下落率は12.3%となった。2025年3月期は最高純益を更新する見通しだが、株価には織り込み済みか。
3位はLINEヤフーで7645億円減少。個人情報の流出で総務省から行政指導を受け、株価下落率も20.1%と大きくなっている。
全体では、44社が時価総額1000億円以上の減少になった。
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