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今こそ、「2%物価目標」の運用を弾力化せよ 日銀と政府がインフレ定着でやるべきこと

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  • 早川 英男 富士通エグゼクティブアドバイザー

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日本銀行の植田和男総裁(写真:Akio Kon/Bloomberg)

政府や日本銀行から「賃金と物価の好循環が回り始めた」という発言を聞くことが多くなった。実際、消費者物価の前年比は日銀が目標とする2%を2年以上上回っており、所定内給与(共通事業所ベース)の前年比も昨年後半から平均2%超だから、賃金と物価がともに上がるという意味で好循環が実現しつつある。

だが、国民がこれを歓迎する様子はない。実質賃金が2年以上前年比マイナスなのだから、当然である。昨年は久しぶりの大幅賃上げで個人消費の回復が期待されたが、インフレ率が予想以上に高止まりした結果、個人消費はむしろ弱含みに終わってしまった。

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